新年度に行われた乳児健診・入園時検診・学校心臓検診などで精密検査を指示されて受診を希望される方が増えてきています。当院では小児循環器専門外来を親御様のお休みが取りやすい土曜日に行っております。心電図異常や心雑音についての検査を実施していますので、どうぞご相談ください!!

当院には全国で1000人以下の小児循環器専門医、三重県では登録が三名の専門医は不定期完全予約制で専門外来を行なっております。
子供心臓異常の指摘は御不安な方も多いかと思います。
オンライン診療にて初診再診フォローもしておりますので是非ご相談ください。


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心電図異常 (大きく分けると以下の2つに分かれます)
①ひとつめは、心電図の波の形に異常があることです。個人差もありますが、先天性心疾患や心筋症などが隠れていることがあります。当院では心電図の再検査に加え、胸部X線や心エコーなどを行い評価します。
②ふたつめは、心電図の脈拍の異常でいわゆる不整脈になります。ただし病的ではない不整脈もあります。心電図の再検査や24時間心電図 (ホルター心電図)などを行い評価します。病態によっては心臓の異常がベースに無いか確認するために胸部X線や心エコーを行うことがあります。
心雑音
年齢に応じて心雑音の意味合いは、変わってきますが、心雑音に加えて次の2つがあるかどうかが重要です。
①チアノーゼ:チアノーゼは顔色が悪いもしくは青いという意味で、体の酸素飽和度 (通常は97-100%)が低い状態です。酸素飽和度はパルスオキシメーターで測定します。先天性心疾患は、このチアノーゼの原因になります。最近、複雑型心疾患 (特に単心室)の胎児期診断率は向上してきています。しかし、4つの心臓の部屋 (左右の心房や心室)があるタイプの心疾患は、まだまだ胎児期に見つからないことも多いです。チアノーゼがあり、心雑音が早期に発見されやすい疾患はファロー四徴症や両大血管右室起始・肺動脈狭窄などがあります
②活気:チアノーゼがなく、心雑音がある場合、特に生後数日経ってから心雑音が聴取される患者さんは心室中隔欠損や動脈管開存などの可能性があります。乳児の方でミルクの飲みが悪かったり、汗の量が多い、元気がないなどの症状がある場合は、先天性心疾患により心不全になっている可能性があります。 

心電図異常や心雑音は何らかの心疾患が隠れている可能性があるため、不安だとは思いますが、受診・検査をして、説明を受けてください。