●コロナ感染症がまた年末に向けて増加してきましたね💦

 

以前に比較し脱毛症のお悩みで相談を受けることが増えたのでブログにまとめてみます〜

 

●さて今年のJAAD International誌オンライン版2022222日号にこんな掲載がありましたので紹介します!

 

確かに感染症流行前と比較して脱毛症でお悩みの方が増えた印象がありますね( ;  ;

コロナ感染をキッカケに誘発されることもありますが、やはり原因に思いたくなるのも分かりますね💦

 

●まず脱毛症では大きく分けて

①男性型脱毛症(AGA

②休止期脱毛症(TE

③円形脱毛症(AA

などがあります

 

米国研究グループが新型コロナ患者の脱毛症について書かれた41の原著論文で1,826

(平均年齢54.5歳、男性54.3%)を検討されています

結果は以下になりました

 

①新型コロナ患者に男性型脱毛症(AGA)がみられた場合は全員もともとAGAの人だった

②新型コロナ患者に休止期脱毛症(TE)がみられた場合は、ほとんどが初経験で新型コロナによって引き起こされたものだった

③新型コロナ患者に円形脱毛症(AA)がみられた場合は、ほとんどが円形脱毛症になったことがある人だった

 

つまり今まで脱毛症になったことがない人が新型コロナ感染後に脱毛症で悩むケースでは、まず休止期脱毛症(TE)が多い可能性があります💦

 

●ただ他の報告によると、例えばコロナウイルス感染症は免疫異常を誘発することがわかっています

 

その点で円形脱毛症は近年遺伝病としてもリスクファクターを引き合いに出されますが、毛母細胞に攻撃してしまう事も一つの原因と考えられます

 

確かに当院でも円形脱毛症の患者様で、直近でコロナに感染したという方が多くいらっしゃいました

 

またコロナ感染症は血栓傾向を引き起こし肺塞栓などの疾患で死亡するなどのニュースを記憶にされている方も多いかもしれません💦

 

高血圧や糖尿病の患者様で脱毛症を併発する方が多いのは、EDも含め血管が狭窄することで栄養が不十分になる事も起因しています

 

頭皮でも同様のことがおこっている可能性も考えられるわけです💦

 

さて休止期脱毛についてフォーカスしますが、身体的・精神的苦痛の数ヶ月後にみられる一過性のものです
休止期脱毛は発熱のある感染症・大きな外傷・出血・手術・急速なダイエット・出産などがきっかけで起こることが知られています

つまりきっかけは何でもあり得るとのことになります

●さて毛周期(毛髪は次のサイクル)は以下で繰り返しています

⑴成長期:56

⑵退行期:23週間

⑶休止期:34か月

成長期が終わると毛根が萎縮して休止期に入ります

それぞれの毛でサイクルが異なるため通常一斉に抜けることはありません

しかし新型コロナ感染後の休止期脱毛では、成長期が急に止まり、一斉に休止期に入ってしまうのではないかと考えられています

 

新型コロナ感染2ヶ月後から始まり、およそ100日後まで続くことが多くおよそ半年くらいで徐々に毛髪が回復してくるケースが多いようです

新型コロナ感染後の脱毛症のほとんどは、休止期脱毛と考えられます

休止期脱毛であれば『一過性で半年後くらいで徐々に回復』します

 

ただどちらにせよ何もせず経過を見ることもまた難しいため、診察後選択肢をともに検討していくことが必要なのだと思います

 

また多くの報告があり休止期脱毛症以外に円形脱毛症が増加したデータもありこちらはステロイド外用や内服治療、赤外線治療など有効な手立てもあるので、治療開始が遅くなると更なるデメリットもあるわけです

 

またもともとAGAFAGAであったと言うこともあるで、まずは一人で悩まず診察を受けてみることは有用かもしれませんね!!

 

内服治療を基本に赤外線治療、来年からは当院でも再生医療としてVFD治療をアンチエイジングとともに選択肢として提供させていただければと思います

 

またドラッグストアに置いてあるミノキシジルのリキッド等も有効ですし、当院にはドクターズコスメとして岩城製薬のナビジョンドクターの育毛剤もありますよ〜

 

やはり疾患がもちろんメインフォーカスになりますが、栄養が不十分であれば治療もなかなか効果的ではないわけですね💦