ニキビ(ざ瘡)でお悩みの方は多いですよね💦
イソトレチノイン治療を開始しました!!
ビタミンAに似たレチノイドと呼ばれる薬になります!!
商品名ではロアキュテイン、イソトロイン、アクネトレントなど多くの種類がありますよ!
海外ではニキビに対してよく処方される内服薬になりますね〜
●作用は??
「皮脂分泌を抑制」「角化の正常化による毛穴づまりの改善」「抗炎症作用」があります
つまり重症ニキビ治療に有効な訳です
海外ではニキビの治療ガイドラインで中等度~重症のニキビ治療に強く推奨されており、アメリカ・イギリスなどをはじめ多くの国で承認されています😊
残念ながら内服薬は日本では現在は未承認であるため自費診療となります( ; ; )
なかなかコスメなどのスキンケアマネージメントや外用治療では十分な効果が得られない方は選択肢としてありますね!!
イソトレチノイン治療の対象になる方はどんな方?
やはり保険のニキビ治療で、改善しない方になると思います😀
スピロノラクトン治療や外用コスメの使用、アゼライン酸コスメ、ケミカルピーリングなどの美容医療の後に選択となりますよ!!
大きくボコボコしたものや、膿が溜まりやすい中等症~重症ニキビの方は対象になりますね💦
イソトレチノインの効果はどういうものですか?
米国皮膚科学会ガイドライン(2016年度)には、1982年にニキビ治療薬として承認されています
ほとんどすべての重症ニキビ治療に成功することが証明されている有効な手段なんですね
重症ニキビの第一選択治療になっています〜
治療抵抗性の中等症ニキビにも効果的に使用されているのでやはり他の治療で壮行しない人には有効ですね〜
ですが、、、
催奇形性があるため、厳格な避妊が必要になる訳です💦💦
子供に影響がある訳ですね💦
●低用量イソトレチノインによる中等度ニキビ患者638名の研究では〜
中等度ニキビ患者さん638名を、イソトレチノイン1日20㎎で6カ月治療し、12〜20歳の患者の94.8%、21〜35歳の患者の92.6%のニキビが治癒しました
4年間の追跡期間で、にきびの再発は12〜20歳の患者の3.9%および21〜35歳の患者の5.9%でした
主な副作用は血液検査での軽度の脂質レベルの上昇4.2%や軽度の肝機能異常が4.8%でした
注意!!
イソトレチノインを使用できない方は妊娠中、妊娠の計画がある
胎児の奇形を引き起こすリスクが高くなるため、内服中~内服後6ヶ月は避妊が必要です💦
大きな奇形が妊娠の初期(0~13週)の間にイソトレチノインの影響を受けた胎児の40%に生じます💦
男性も内服中~内服後6ヶ月は避妊が必要な点も注意が必要です〜
内服中~内服後6ヶ月は献血も対象外になります💦
成長過程の未成年も骨端線の閉鎖により身長が伸びにくくなる可能性があります( ; ; )
また一般的に
イソトレチノイン製剤、ビタミンAのアレルギーがある
テトラサイクリン系抗生物質(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)を使用中である
重篤な肝障害、腎障害や高脂血症、高コレステロール血症であるなどですね^^;
ビタミンA過剰症な状態やうつ病の方などは対象外となります💦
イソトレチノインの副作用はどのようなものがありますか??
副作用は用量が増えるほど起きやすくなります( ; ; )
口唇、口腔、鼻、眼および皮膚の乾燥、鼻出血、骨、関節、筋肉の圧痛または硬直等や、疲労、頭痛などがあり得ます💦
治療の流れ
20 ㎎から治療開始となります
初期容量で効果がない場合は、投与量の増量、投与期間の延長を考慮します
治療開始 1 カ月間は薬の反応のために一時的なニキビの悪化をすることがありますが反応性に留意が必要です
空腹時に薬を飲むと吸収が悪くなるため食事後に内服します
イソトレチノインは、国内においては承認されていませんが米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)をはじめ、諸外国で承認されている内服薬です
やはりニキビの最終防衛ラインはこちらになると考えられますね〜
詳しくはご相談ください〜
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