●痛みに関してお悩みの方〜
●ノイロトロピン 注射薬を試してみるのも選択肢かもしれませんね〜
このような容器なんですね〜
様々な投与法が文献上試されており、保険適応上は静脈内、筋肉内、皮内投与に限られますね〜
●実際はどんな成分なのかな?
一般的に、鎮痛剤と言われるものは、消炎鎮痛薬(バファリン、ロキソニン、ボルタレンなど)を言うことが多く、医学的にはNSAIDsというものの種類になります〜
その鎮痛剤とは全く異なる、作用機序で反応を期待できる成分なんですね〜
●そもそも痛みってなんで感じるのでしょうか?
痛みの刺激が脳に伝わることで体感するんですね💦
その伝達経路に関係しているのがNaチャネルと言われる受容体なんです〜
そのためその受容体に遺伝的に特殊な家系の方は一部痛みを全く体感できない一族の方もおられるのです💦
痛みはケガをしているサインなのでとても重要なわけですね( ; ; )
世界的にはアルゼンチン、日本ですと長野県にいると言われています〜
●そしてその一般的に使用される鎮痛剤を異なるのはこの、ノイロトロピンとなるわけです〜
この成分は、ウサギの皮膚にワクシニアウイルスというものを注射して、そこの炎症を起こさせます〜
その部位より摂取した物質を抽出精製したもので、日本で開発されました!!!
日本生まれなんですね〜
消炎鎮痛薬のように胃腸障害や臓器障害を起こすことはまずなく、安心して長期でも使用できる薬とされています〜
残念ながら、ノイロトロピンは急性の痛みには効果が弱く、たとえばぎっくり腰などに使用しても効果はありません💦
そういう方は赤外線治療が有効ですよ!!
慢性の神経痛など、痛みを伝える神経の感受性が増して痛みをより強く感じやすくなった状態の痛みに、その感受性を低下させて効果を発揮します〜
慢性の神経痛に使用するとはじめは効いているかどうかわからないが、少しずつ痛みが軽くなってくる方が多いかもですね〜
中止したら痛みが強くなり、はじめて効果があったんだと気がつく場合もよくあるわけです〜
作用機序はまだ完全にわかっておらず、下降性疼痛抑制系とよばれる脊髄レベルで脳の痛みを感じにくくする作用が関係しているのではないかと言われています〜
また慢性痛、特に神経の傷が原因の痛みでは脳の視床という場所の血流が低下し、それが痛みを強く感じさせるとされています💦
つまり赤外線治療により脳血流が改善することが証明されているスーパーラーザーと併用するとより効果的なんですね!!
ノイロトロピン自体にも視床の血流を増加させる作用があり、それがノイロトロピンの慢性痛への効果に関与しているとも考えられています〜
●適応疾患は?
帯状疱疹後神経痛ですね〜
アメリカFDA(食品医薬品局)でも承認されているんですね〜
他には、神経損傷による神経痛(CRPS複合性局所疼痛症候群)、線維筋痛症(リリカとの併用で効果あり)など、主に難治性の神経痛や原因のわかっていない全身の痛みにも使用されます〜
FDAでは1日8錠で効果を認めましたが、日本では保険上通常は1日4錠までしか使用できません🙇( ; ; )
ですので複合的にアプローチする必要があるわけです💦
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