◉閉経を迎える女性の多くが経験する症状ですね〜
更年期障害💦
みんな経験する😓
それほど効果が認めないかもしれない😓
期間限定だから乗り越えようと我慢する😓
我慢することはありませんよ😓
積極的に更年期障害の治療を行う選択肢があります〜
選択肢は多岐に渡りますが
1)ホルモン補充療法
2)プラセンタ療法
3)漢方治療
が中心になりますね〜
そもそも身心の不調を招く更年期障害とは、更年期を迎え閉経にともなって起こるホルモンバランスの乱れが原因であるわけです〜
つまり全員が大なり小なり体験してくわけですね😓
一般的に日本人女性の平均閉経年齢は50歳といわれています〜
更年期は閉経の前後5年ずつを指すため、45歳から55歳にかけて更年期障害の症状を訴える人が多いですね〜
2)保険診療上でもプラセンタ療法は保険適応としてメルスモンが使用できます(来年の2月予定までは製造販売中止で当院に限らず使用不可)〜
保険診療上のプラセンタより濃度も濃く様々さサイズの成分が含まれるラエンネックを希望される方もそれなりにおりますね〜
肩こり、疲労、肌荒れ、アンチエイジング、白髪予防、抗アレルギー期待ですね〜
こちらであれば対応可能です!!
詳しくはプラセンタ療法のページを見てみて下さいね〜
◉さてはて更年期障害で起こる体の症状
更年期障害に多い身体に起こる症状には以下のものがよく言われます〜
•動悸
•頻脈
•発汗
•肩こり
•吐き気
•嘔吐
•不正出血
•性交痛
•排尿痛
•頻尿
•頭痛
特に急激に上半身が熱くなって急激な汗をかく「ホットフラッシュ」は更年期障害の代表的な症状としてご存知の方も多いかもしれませんね😓
のどがつっかえるような症状を感じる人や手足がむずむずするレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)などを訴える人もいますね😓
また、更年期障害で起こる心の変化も重要ですね💦
更年期障害ではホルモンバランスの変化によって体だけでなく、心にもさまざまな影響を受けます💦
•イライラする
•不安を感じる
•理由もなく落ち込む
•眠れない
•やる気が起きない
•集中できない
などなど〜
PMS(月経前症候群)とよく似ていますが、更年期障害が原因の場合は生理周期に関係なく起こります💦
唐突に起こる心の症状は更年期障害が原因と分かっていても、いつ治まるのか先の見えない状況に疲れてしまい、疲労感やストレスから更に悪化してしまうことも多くなるわけですね💦
◉各症状に対して対処療法的に内服コントロールする選択肢もありますね〜
他には赤外線治療にて自律神経失調に対して治療も選択肢になりますよ!!
◉更年期障害自体に対しての治療のアプローチ方法は大きく分けて3つですね〜
プラセンタ療法に関しては上記ように令和5年度は少し制約がありますね💦
更年期障害に有効とされる治療方法としていくつかの薬物療法がありますが中でも代表的な治療方法としてホルモン補充療法と漢方療法が保険診療上は選択されますね〜
それぞれの特徴について見ていきましょう!!
1)ホルモン補充療法(HRT)
更年期障害の薬物治療には、基本的にホルモン補充療法(HRT)を行います〜
更年期になって減少した女性ホルモンを、飲み薬や貼り薬などで補充して安定させる治療方法ですね〜
婦人科専用のエコーがある方がよりbetterですので当院では婦人科を紹介しています〜
2)プラセンタ療法
詳しくは専用ページ参照ですね〜
非常に反応性がいいと思いますよ〜
ただ定期的に注射(健康食品としてサプリメントは存在します)の必要があるわけですね〜
漢方療法はより自然由来の生薬を組み合わせて作り出す漢方薬を用いた治療方法で東洋医学として非常に様々な疾患に選択できるわけですね〜
ホルモン補充療法が確立するまでは更年期障害の治療で多く用いられていた方法ですね〜
◉更年期障害にはホルモン補充療法と漢方療法どっちがいいの?と疑問に思われる方も多いかもしれませんね〜
結果はそれぞれにメリットやデメリットがありますよ〜
ホルモン療法の方がダイレクトにホルモン補充するので反応がより早いかと思います〜他の治療法で反応が鈍いなどの場合は有効性が高いと思います〜
ただ肝斑など顔のシミが増える、定期的に婦人科にて婦人科臓器のフォローは重要になる点がありますね〜
漢方の方がより多くの症状に効果が調整しやすい点は利点ですね〜
症状の内容や体質によってどちらが効果があるのかも違ってきます。更年期障害の代表的な症状であるホットフラッシュや多汗、動悸などはホルモン補充療法の方が有効性が高いとされています〜
更年期障害に有効な漢方薬は、種類も多く効能もさまざまです〜
そのため既に漢方薬の処方を受けている人の中にも「よく分からないけど処方されたから飲んでる」という人が少なくありませんね💦
自分が処方された漢方薬がどのようなものなのか知っておくことも必要ですよ〜
わからず内服していると辞めたくなってしまうことも多いですから💦
内服中止してから、効果があったのになんか調子がいい程度になって、気が付いていても再開しない人もいるわけですね〜
◉そもそも気血水とは???
漢方の基本的な考え方となる気血水〜
漢方では、体の調子を支える要素を3つに分けて「気」「血」「水」と呼びます。これらの要素が全て万全であることで、健康な状態が保たれると考えるのです〜
さまざまな体の不調はすべて気血水のいずれかの要素に分類され、それぞれに適した効能を持つ漢方薬が処方されます〜
漢方薬はさまざまな症状への幅広いアプローチが可能なわけですね〜
1)気
「気」は生命エネルギーを意味し、自律神経機能と関わる要素です〜
つまり疲労から起こる症状や神経症状は「気」が不足していると考えられます💦漢方では「気」が不足している状態を「気虚」気の巡りがとどこおった状態を「気滞」といいます〜
気虚の主な症状
疲労感、虚弱体質、息切れ、冷え、胃もたれ、下痢、頻尿など〜
気滞の主な症状
不安、イライラする、偏頭痛、おなかの張り、生理不順、不眠、うつなど〜
もちろん漢方だけでなく処方薬もあるので一つだけに縛られないことが重要ですね〜
2)血
「血」はその名のとおり全身を巡る血液を示す要素です〜異常があると、血そのものや、血の巡り、血の量などによる症状を起こします💦
その中でも血液が不足した状態を「血虚」、血の巡りが悪い状態を「瘀血」と分類します〜
血虚の症状
めまい、立ちくらみ、動悸、抜け毛、目のかすみ、肌荒れ、手足のしびれなど
瘀血の症状
慢性的な肩こり、頭痛、重い生理痛、下肢静脈瘤、慢性的な関節痛、不正脈、胸痛など
3)水
「水」は血液を除いた体液を表し、代謝や免疫などに関わる要素です〜
その中でも、体に水分が足りていない状態を「陰虚」、水の巡りが悪い状態を「痰湿」と分類して考えます〜
陰虚の症状
のぼせ、ほてり、目の乾燥、口の乾き、耳鳴り、便秘など
痰湿の症状
吹き出物、肥満、めまい、吐き気、身体のだるさ、むくみなど
◉気血水を基準に更年期障害の症状を考えてみると〜
気は不安、イライラする、ほてり、のぼせ、急な発汗、頻尿など〜
血は動悸、息切れ、手足の冷え、高血圧、頭痛、異常月経など〜
水は悪心、めまい、耳鳴りなど〜
なんですね〜
更年期障害はホルモンバランスの変化による自律神経の乱れが原因となっているケースが多いため、「気」の要素に分類される症状がメインになることが多いですね〜
漢方治療だけでなく赤外線療法を併用するとより効果的ですよ!!
スーパーライザー治療は本当にいいですね😃
◉さて漢方にはどういう選択肢やものがあるの??
1)加味逍遙散
更年期障害に処方される漢方薬ですね〜
気血水すべての要素を整えることに優れていて、ホットフラッシュ以外にもほてりやイライラ、不安感、落ち込み、異常月経、不眠など幅広い症状に効果があります〜
2)女神散
特に気帯や瘀血への効果が期待される漢方薬です〜
ホットフラッシュやほてり以外にも不安感や落ち込み、月経異常などにも効果が期待されます〜
加味逍遙散に比べると訴える症状が少ない人に向いており、特にぐらぐらするようなめまいが起こる人や、もともと自律神経の弱い人、顔はほてるのに手足は冷える症状がある人には女神散が選択肢になります〜
3)温清飲
手足のほてりに効果が期待できる漢方薬です〜
比較的体力がある人向けの漢方薬で、ほてりの他にイライラや不正出血などにも効果が期待できます〜
4)桂枝茯苓丸
体力が比較的ある人で上半身ののぼせ下半身の冷え、頭痛、肩こりなどに効果が期待される漢方薬です〜その他、月経異常、多汗にも効果が期待できます〜
5)当帰芍薬散
あまり体力がなく身体の冷えや疲れを感じやすい方におすすめの漢方薬ですね〜
貧血、頭痛、腰痛、肩こり、むくみ、耳鳴りの他、月経異常にも効果が期待できますよ〜
6)五積散
あまり体力のない人や病気をしやすいタイプの人に向いている漢方薬で腰痛の他に、頭痛、胃の不調、関節痛などにも効果が期待できます〜
7)温経湯
日頃から冷え性で手足にほてりを感じたり、口が乾きやすかったりする体質の人に向いた漢方薬です〜不眠や頭痛などの他に、月経異常にも効果が期待されます〜
8)柴胡加竜骨牡蛎湯
体力が比較的ある人で不安感や恐怖感、それに伴い不眠が起こっている人に効果が期待できる漢方薬です〜動悸や便秘にも効果が期待できますよ〜
9)柴胡桂枝乾姜湯
貧血症状などがあり冷え動悸、息切れなどを感じる人向けの漢方薬で、不眠や不安感などに効果が期待できます〜
10)加味帰脾湯
不眠症への効果が期待される漢方薬です〜
特に、体力があまりなく心身の疲労が溜まってしまっているような人に適していて、イライラ、不安感、恐怖感などの精神症状にも効果が期待できます〜
◉漢方は足し算しすぎると重複した作用が強く出る場合もありますよ💦
多くの選択肢があるため自分に合う漢方を探してみるのも一つですね!!
漢方薬を飲み始めて3ヶ月以内の人や利尿剤を服用している人、インスリン治療を受けている人や肝臓疾患を持つ人は比較的副作用が出やすい傾向にあります💦
◉最後に実は男性の更年期障害もあるんですね😓
女性とは異なり、閉経の様に劇的な変化ではないので症状に気づきにくいこともあります💦
男性ホルモンの減少による更年期症状の場合は主に補腎薬を使います〜
職業的な変化に伴う精神的な側面をケアが必要になる場合も多く抗うつ薬や、入眠作用のある内服薬など複合的にアプローチする必要がありますね💦
漢方としては男性更年期障害に効果期待できるものがありますよ〜
自費診療にはなりますが、ビタミン点滴やにんにく注射、プラセンタ療法に反応がいい場合もありますね〜
またED症状に対してはバイアグラなど多方面からのアプローチも実は重要ですよ!!
漢方ですと以下の選択肢がありますよ〜
1)八味地黄丸
泌尿生殖器・腎の機能低下がある場合〜
腹診では臍よりしたが軟弱(小腹不仁)であり、四肢の冷感がある場合に選択できますよ〜
2)六味地黄丸
八味地黄丸に近いですね〜
3)牛車腎気丸
浮腫やしびれのある場合ですね〜
4)補中益気湯
仕事や日常生活の疲労感を伴う場合で食欲不振を伴うことが多いですね〜
5)十全大補湯
気力体力が低下している場合ですね〜
食欲不振はあまりない方は選択肢になりますよ〜
6)半夏厚朴湯
心因的なうつ症状が大きい場合ですね〜
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